星野・醍醐研究室

研究テーマとその内容
本研究室では基盤材料の持続可能な使用に向けたマネジメントを題目として掲げ、数理モデル、フィールド調査、統計データ解析などの種々のアプローチを用いて研究しています。

実施している研究テーマ
持続可能な基盤材料リサイクルに向けて、スクラップに混入する不純物元素の特定と回避策の提案
・世界各国で鉄鋼材をサンプリング
・極低濃度不純物の分析手法の開発
・混入起源を推計する物質フロー分析モデル開発
・フィールド調査で混入物を同定
次世代の基盤材料リサイクルシステムの構築へ!

物質ストックの機能量による評価
・物質ストック量と提供するサービス量のデカップリングの計量
・物質ストック量の提供する機能をあらわす新指標の提案
・物質ストック量の提供機能量に基づいた将来需要推計
提案指標を日本の政策目標値へ!

持続可能な資源利用選択に向けた評価
・材料のためのLCA手法の開発
・リサイクル阻害要因の特定手法の開発
・資源のクリティカリティ評価手法の開発
日本の産業界のために将来の供給リスクの低減!

研究・指導面での特徴
(1)週1回の定期的なゼミ
(2) 研究進捗や進路相談は個別指導をいつでも
(3)問題設定能力の向上
(4)プレゼンテーション能力の向上

対外発表
修士課程在学中に国内発表は毎年1~2件、海外発表は1件以上、投稿論文も目指す

希望する学生
研究者あるいは製造業への就職を志望する学生
問題の本質まで深く考えることのできる学生
何事にも興味があり、素直で、活発な人

連携している研究室
Institute of Environmental Sciences (CML) Leiden University(オランダ)、 山東省科学院 中国科学技術発展戦略研究院(中国)、
Nottingham Trent Univ.(英国)、
Hanoi Univ. of Science and Technology(ベトナム)、
Technology and Science Lab., Swiss Federal Laboratories for Materials Science and Technology (Empa)(スイス)、
National Metallurgical Academy of Ukraine(ウクライナ)